「Happy LIVE with YOU Day1」から、V6のLIVEと未発表曲『Full circle』について

「え、、、、この曲なに、、、?」

 

2020年6月16日、ジャニーズ事務所主催で開催された「Happy LIVE with YOU Day1」。

V6は初日のトップバッターとして登場しました。

 

暗闇の中に光るV6の文字。そして、さまざまな背景と絡み合って、映し出されるメンバーの顔写真。

 

「ああ、V6のライブだ....」とド新規すぎてまだ現場に行ったことがない私も、初めての現場(配信だけど)に立ち会う嬉しさと緊張で、「早くライブが観たい、けど終わってほしくない」という複雑な感情になってしまいました(重い....笑)。

 

最初の曲は予想通り、ドラマ「特捜9」最新シリーズの主題歌『It's my life』。リップシンクのMVは公開されていますが、6人全員で歌って踊る姿を観るのは初めてだったので、「こんな踊りなのか!」と新鮮な気持ちで視聴。

途中、手話「愛してる」のサインを6人がやりながら歌うのは、嬉しくもなんかこっぱずかしくなってきてしまう(なぜわたしがw)

 

その後は、有名曲が並びます。しっかり踊って魅せる曲もあれば、全員で歌って視聴者を応援する曲もある。きっとV6ファン以外もたくさん観ることを想定した上で、有名曲&幅も持たせてきたんだろうなと。

 

と思いながら『HONEY BEAT』を聴き終えると、照明が暗くなり、「おお!次は何だろう?最近の曲かな?」と思っていると、

歌い出し「Full circle〜〜」。

 

「!!!!!???????」

 

え、???聴いたことないよ???

 

画面の右上には『Full circle』。え、まさかの初披露の新曲???とTwitterは大騒ぎ。最新曲の『It's my life』ともテイストの違う少しHIPHOPにも近い曲にど肝を抜かされました。

 

しかも、歌詞が25周年を迎えるV6メンバーの気持ちを表しているようで、ファンは勝手に憶測を立てて号泣の嵐。完全にV6とスタッフさんの選曲にやられていったのでした。

 

出だしから「気がつけば遠くまで来たもんだ」と、あくまで長年続けることを目標にしてきた訳ではなく、目の前の一つひとつを精一杯やってきたら、25年経っていたともとれる歌詞がV6らしくて良いなぁと。

 

その後、坂本・岡田で「遅かれ早かれ歩み続けてきたMy Way」。年長&年少の二人にこの言葉を言わせるのもずるい。そして細かいのだけど、AメロBメロを坂本くんが高音をとって、他のメンバーで代わる代わる歌っていくのも、リーダーが常に下支えをしてきてくれた感を演出していてずるい。

 

そして、問題のサビ。追求すべきポイントはたくさんあるのですが、ひとつ挙げるとしたら「後悔はない」の一言。20周年の『〜此処から〜』では岡田くんが「愛しい後悔」と歌っているのに、5年経った今は、「後悔はない」。(オタクは号泣です)愛しい後悔すら乗り越えて、もう後悔ではなくなったんですね。うう、泣ける。

 

「一人一人が描くストーリーライン」とグループではなく個人の活動でストーリーを描いていった6人。「進み続け たどり着いた今」と、進み続けた結果、6人全員がそれぞれの分野で評価される人物となった今。

 

でも、「この場所に戻ってきたら また探し出せそうで」。個人での活動に力を注いだ6人が、最初のスタート地点であるホーム・V6に戻ってきたら、また探し出せそうと歌う。そして、続く言葉は、「I'm ganna be alright 」=「僕はもう大丈夫だ」。

 

え、泣く。。。

 

(勝手な解釈です)個人活動である程度、地位を確立した6人。でも、この先に不安を感じることもきっとあるはず。不安に押しつぶされそうな毎日を過ごすこともあるはず。でも、V6に戻ってきたらもう一度次の目標を探し出せる気がする。V6というホームがある限り、僕は大丈夫だ。と歌っているようで、勝手に解釈をして泣ける。

 

そう、剛くんが「状況は俺が作るもんだろ?」と歌うように、

井ノ原くんが「そう、やるしかねぇなぁ!」というように。

 

自分で動いていくしか正解はないのだ。そして最後は「I'm ganna be alright 」=「僕はもう大丈夫だ」。「I'm on my way」=「僕は僕の道を行く」と締める。

 

6人で現在の立ち位置を確認して、「よし、大丈夫だ。歩いていこう」といっているようで、つい今までの歴史を振り返ってしまう。

 

新曲で「It's my life」と25年歩んだ道が僕の人生だと歌い、『Full circle』で現在地を確認し、また歩み始める。

 

25年必死に頑張ってきた過去は過去のものとし、また新たな道を歩み始める曲を歌うのが、”今”を重視し、最新を更新してきたV6らしい。

 

と、衝撃の最新も最新の曲をぶち込んできたV6。衝撃がまだ冷めやらないでいると、「どうも、V6で〜す」とゆるめのMCがはじまる。

 

細かいところは書きませんが、V6のライブでしか見せないゆるく楽しそうな雰囲気がしっかりと現れていて、嬉しくなってしまいました。

 

途中、坂本くんの肩越しに映し出された映像は、しばらく忘れられないと思う。みんなが坂本くんを見る目が全員優しくて、温かくて。いつもは率先していじる剛くんが「謝るとこじゃないよ」とフォローして、他のメンバーも続く。長年たたかった仲間だからこそ、こんなに自然で温かい空気が出せるのだろうなと。

 

そして、また有名曲が続き、最後は『ありがとうのうた』。2004年にファンへの感謝の気持ちを届けるために作られた曲を、25周年の他のGのファンも見ているこのステージで、歌ってくれるのかと。ファンを第一に思ってくれるからこその選曲だなと。

 

もう私の口から言えることはない。最後の歌詞を載せて、このブログを締めたいと思います。一筆書きの駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

ありがとうの言葉たちが
こんなに優しくさせるよ
笑ってシワをふやして
日々を重ねてゆこう